November 26, 2005

オペアンプ効果

以前に組み立て、改造した USB 音源。先日、このキットを共同購入し、同じく改造した知人のを試聴する機会があったのですが、その時私はがっかりしました。というのは、その知人のは私のをさらに上回る改造が施されており、驚異的な音を発していたのです。

どう比較しても、音の軽い私の音源。これを改善したい…そして仲間内でいろいろと試したところ、あるパーツを交換することにより劇的な音質向上が図れることを知りました。

…というわけで、ここ 3 日間、再び USB 音源に手を加えていました。その成果がこれ。

USB 音源ファイナル

今回の改造では、まず今までスペーサーで基板を浮かせていたのを、ナットで両面から固定する方式に変更しました。これにより、ケース内の部品実装空間の高さを 3 ミリ広げることに成功。それに伴い、今まで横倒しにしていた出力段のブラックゲートを縦に起こしました。さらに空間拡大により高さの足りなくなった LED を、大型のものに交換。

…ここまでは単なるおまけの改造。そして今回の主目的は、オペアンプの交換。これの交換により、今までとは全く違う音を味わえるのです…とはいえ、この USB 音源は 5V 動作なので、使用できるオペアンプは低電圧で動作する製品に限られます (標準の OPA2340 も低電圧タイプ)…が、このあたりも仲間内でのテスト実績。メーカー推奨値は少々下回るものの、それでも動作する製品を入手できたので、交換してみました。するとどうでしょう、見違えるような音じゃありませんか。まさに劇的ビフォー アフター!

しかし、今回の改造はいろいろとトラブルに見舞われ大変でした。まず初日は、コネクタ位置が今までと若干ずれるのでケースを再加工し改造した基板を取り付けたのですが、全く通電しなくなり改造失敗。翌日は基板改造を最初からやり直し高音質サウンドを得られたのですが、どうやら基板のパターン (というかスルー ホール) を剥離してしまったらしく、通電を示す LED が点灯しなくなってしまいました。

たかが LED、されど LED。LED なんて飾りです! と思われるかもしれませんが、やはり動作状況が一目で把握できないのは不便です。しかし何度半田付けを試みても電気的にパターンを接続できず修復は不可能。

ところが、そんな状況に困り果てた嘆きを仲間内の掲示板に書き込んだところ、さっそく返信が。それによると、剥離したパターンの部分を別途バイパスさせてやればいいのではないかとのこと。

剥離したパターンの復元しか頭になかったので、これは思いつかなかった…というか、どうしてこんな簡単なことに気づかなかったのだろう。というわけで今日帰宅後、さっそく回路図を読みパターンを追いかけ、問題の箇所をジャンパ線でブリッジしてみました。すると見事 LED は点灯!

…ついに壊してしまったかと一時は落ち込んだだけに、この復活は文字通り光を取り戻した感じ。少々配線は汚くなりましたが、まあケースに入れてしまえば見えないので考えないことにします。修復のアドバイスをいただいた知人には本当に感謝です。

さて、今まで何度か手を入れてきたこの USB 音源ですが、すでに現在の小さなケース内でできることはほぼすべてやり尽くした感があります。なので、この音源の改造は今回がファイナルになると思います。しかし私にはまだ試してみたいことがあるので、もしかするとまた同じキットを購入し、今度は徹底的にチューニングして遊んでみるのもおもしろいかな? と思っていたりもします。ま、あんまりよけいなことを言うと自分の首を絞めるだけなので (汗)、予定は未定ということで。

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