WS003SH!
先日書いたウィルコムの Windows 搭載スマートフォンが、昨日ついに発表されました。
日本で初めて Windows Mobile、それも今年 8 月に登場したばかりのバージョン 5.0 を採用する、このシャープ製端末。型番は WS003SH で、W-ZERO3 という商品名がつけられており、先月発表された AIR-EDGE PHONE とは異なるカテゴリの製品とされました。
さて、その仕様なのですが、とても電話機のものとは思えない代物となっています。まず液晶は、現在の京ぽんこと AH-K3001V を含む、近年の携帯電話で一般的な 320 x 240 の QVGA を大幅に上回る、640 x 480 ピクセルの VGA サイズ。CPU は Intel PXA270 416MHz。OS に Windows を採用しているので、Web ブラウザは Internet Explorer を搭載し、Flash や Java にも対応。さらに Word と Excel、それに PowerPoint も搭載し、PDF ファイルの閲覧も可能。PC と比べると機能は制限されますが、もちろん Word や Excel のドキュメントの編集も可能です (PowerPoint は表示のみ)。また、Windows Media Player 10 で動画や音楽も楽しめるようになっています。
これらの機能を活用するため、本体にはスタイラスとキーボードを内蔵。背面をスライドすると PC と同じ QWERTY 配列のキーが現れ、文字入力が行えます。そして無線 LAN 機能も搭載し、自宅や外出先でもホット スポットで高速通信が可能となっています。
ここまででおわかりの方もいらっしゃるかもしれませんが、この端末、PHS というよりは PDA と呼ぶべきであるような仕様となっています。しかし従来の PDA と違うのは、この端末が電話としての機能を持つこと。つまり自動で受信される、いわゆる携帯メールや音声の発着信も単体で行えるのです。これは間違いなく、今までにない画期的な製品です。
で、この仕様を見た私の感想は…買う。絶対買う。発売日に買う…かもしれない。
実を言うと私、以前 DoCoMo の Sigmarion II を持っていて、III も購入を検討したことがあるのです。すでにノート PC を持ち歩いているのになぜ? と思われるかもしれませんが、いちいち電源を入れハード ディスクから Windows が起動するのを待つことなく、思いついたことやメモをさっと記録できる端末がほしかったのです。しかし Sigmarion はポケットに入れるには大きすぎ、DoCoMo の製品なので基本的には AIR-EDGE も使えません。メモなら AIR-EDGE PHONE のアクセサリ機能に入っているじゃないか、という声もあるでしょうけど、ダイヤル用のテンキーでは入力しづらいし、長文を打つのは大変です。
そこで考えたのが、HP の iPAQ や東芝の GENIO-e などに CF 型の AIR-EDGE を差し、これを電話兼 PDA として携帯する方法。これならポケットに入るサイズで通話と操作性を両立できます…が、PDA のバッテリー持続時間を考えると実用的とは言えないので、これらの購入には至りませんでした。ところが W-ZERO3 なら私の考えていたことがそのまま実現できるわけで、これこそまさに求めていた端末と言えます。
今までにない新しいタイプの製品でシェア拡大を図りたいウィルコム。最新のモバイル ASV 液晶と、ZAURUS で培った製品技術を惜しみなく注ぎ込んだシャープ。そして、W-ZERO3 が日本市場での Windows Mobile 普及の足がかりとなることを願うマイクロソフト。3 社の本気が詰まった端末だけに、期待もふくらみます。
- Posted at 15:59:30 in Mobile
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